2019年12月19日、20日と、2days というやり方で自分のソロライブとトリオライブを続けてやらせて貰いまして、今回はその2日目となる竹内大輔トリオライブの模様を綴っていきたいと思います。トリオでのライブは結構久しぶりで、2019年5月〔竹内大輔の写真日記2、自分名義ライブ79回目参照〕以来なので約半年以上振りという事になりました。ライブの数は少なくなってしまいましたが、その分、やはり結成当初からのメンバーでしか出せない音、雰囲気というものがありまして、毎回が刺激的です。この日も楽しく演奏させて頂いた事を強く覚えています。
トリオのライブ前にはビールが飲みたくなります。今回も例外ではなく、ZIMAGINE の美味しいビールを頂いてから本番に臨みました。前日〔竹内大輔、2019年最後のソロピアノライブもリクエスト大会参照〕と同じくこの日も満員御礼状態。沢山のお客さんと過ごせるライブは格別です。今回は、あまり1曲目として演奏してこなかった“From East”を最初に持ってきて、景気良く始めてみました。勢いが付いて、良い流れで次曲に繋げられたと思います。
今回は新曲も持ってきました。“Widing Staire”というオリジナル曲で、スイングとラテンのリズムを行き来する曲です。意外にこういう曲は今まで無かったので、トリオの新しい曲調の1つとして名を刻めていけたら良いなと思います。そういえば、実はスイングの曲ってあまり最近やっていなかったような気もしますね…。“Monte Fiesole”、“Hagatna”と、昔から演奏しているお馴染みの曲を演奏して 1st ステージを終了。もうこの時点でだいぶ楽しかったのですが、その流れを保ったまま、 2nd ステージへと突入させました。
2nd ステージは、わりとやり慣れた曲を多めに持ってきた部分もあり、こちらではよりメンバー同士の即興的な部分を楽しめたらと思いました。ジャズをベースに育ててきたトリオのライブの見所は、やはりこの即興的な側面が多いと今でも思っています。具体的な曲でいうと“The Outside Yellow Lamp”、“Talking Bells”、“Le Grand Roue De La Concord”等は本当に毎回違う表情を見せてくれている気がします。最近、個人で YouTube チャンネルを作りまして、この日演奏した“The Outside Yellow Lamp”の動画を公開していますので、是非ともご覧頂ければと思います。
そしてもう1曲、新しいトピックがありました。TRI4TH でお馴染みの“Green Field”という曲を、このトリオ用にアレンジして演奏してみたのです。元々は 6/8 拍子の曲ですが、ここでは敢えて4拍子でお届けし、そしてやはり即興という部分を強く押し出せるような構成にもしてみました。初披露にしては良い感じに仕上がったのではないかと思います。これも演奏する度に新たな景色が見えてくると良いですね。
本編最後は“Gare de Chasse-sur-Rhône”、アンコールは、前日もソロピアノでお届けしたカバー曲“Spain”をお送りし(こちらはトリオアレンジ・バージョン)、この日を締め括りました。音と音の会話を存分に楽しめた時間。やはり自分はこのトリオのサウンドが大好きです。ゆっくりですが、人間関係のようにサウンドも進化もしていますし、これからも末長く応援して頂ければと思います。どうもありがとうございました!…2020年も新たな景色を求めて、マイペースにやっていきます。どうぞよろしくお願いします!
●今回のセットリストです!
1st. 1、From East
2、Morning in Trastevere
3、Widing Staire
4、Monte Fiesole
5、Hagatna
2nd. 1、The Outside Yellow Lamp
2、Talking Bells
3、La Grand Roue De La Concord
4、Green Field
5、Gare de Chasse-sur-Rhône
En、Spain
☆南青山 ZIMAGINE のHP…http://zimagine.genonsha.co.jp
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