TRI4TH、TOKYO JAZZ +plus に出演!

 2002年から始まり、今年で19回目を迎えようとしていたアジア最大級のジャズフェスティバル、東京ジャズ。新型コロナウイルス感染拡大防止の為に、今年は中止となるアナウンスが4月の中頃にありましたが、その約10日後、『TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM』としてオンライン配信されるとの発表がありました。

 4月中旬というと、この緊急事態宣言の中でどのような音楽を発信していくか、自分達 TRI4TH メンバーでオンライン会議をしていたところであり、そうして出た1つの提案が『5days session』というものでした。これは、メンバー1人1人が各自宅で撮った演奏映像を1日毎に披露していくというもので、最後に5人が重なって完成された演奏映像をお見せするというものでしたが、自分達ならではのこのセッションが、TOKYO JAZZ 関係者の方の目に留まったのは嬉しい限りでした。その後、このやり方で出演をお願い出来ないかというオファーを頂き、今回、TRI4TH として『TOKYO JAZZ +plus』に出演する事が決まったのでした。



 今回のセッションにあたり、また1つの提案を頂きまして、それがボーカリストとのコラボというものでした。2017年に TRI4TH はフランスの『JAZZ À VIENNE』に出演させて頂きまして〔竹内大輔の写真日記2、TRI4TH、初のヨーロッパ遠征!参照〕、この遠征自体が東京ジャズ名義での文化交流という名目もあったのですが、この縁で、フランス在住のボーカリストである China Moses さんとのコラボが決定となったのでした。正直、名前を存じ上げなかったのですが、歌っている動画を何本か紹介されまして、これは面白いものが出来そうだと確信したものです。曲やアレンジ等はこちらで決めて良いとの事で、またまたオンライン会議で話し合いつつ、今回のコラボに向けて動き出しました。


 全ての方向性が決まった時は、既に TOKYO JAZZ +plus の配信日の10日前を切っていたところでしたが、ここは各自の演奏とフィーリングを信じて、実際にリモートセッションを開始。そして『TOKYO JAZZ +plus LIVE STREAM』の本番を迎える事になるのです。


 配信日は5月23日、24日の2日間となっていて、1日目は海外アーティストも豪華に沢山出演していて、所謂ジャズらしい日、そして2日目は『JAZZ +plus』の“Plus”の部分と言いますか、スタンダードなジャズに留まらない、ロックやヒップホップ等、ジャンルレスな部分をよりフィーチャーしたアーティストを沢山取り上げていました。我々 TRI4TH は2日目の出演でした。

 この配信、東京ジャズの公式 YouTube アカウントから「番組」のような形で配信(もはや放送?)されており、とは言えアーカイブにはしないという宣言もあった事から、正にタイムリーで楽しもうと、沢山の方にご覧頂けた事になりました。配信予定時間の20:00〜22:40(結局は23:00過ぎまで…笑)、タイムテーブルも敢えて事前にお知らせしないようにしていて、何か新しいスタイルのフェスを提示してくれているような、そんなワクワク感がありました。…このタイムテーブルは自分も知らず、それこそ、いつ TRI4TH は放送されるのだろう…と思っていたくらいだったのですが、だからこそ、ここでリーダーのタカオさんが画面に出てきた時は「おー!」と思ったものです。



 そして China Moses さんのインタビュー映像もあり、“交流”というワードに頷きながら、いよいよリモートセッションの映像が流れました。


 曲は“Love Thema from Spartacus”。勿論 TRI4TH アレンジ・バージョンです。



 時間にして、約4分くらいのセッションだったでしょうか。自分としては既に完成された映像として目にはしているものの、この時は少し緊張しながら、流れている映像をひたすら見守っていました。5days Session の時から、こういった類の自宅で演奏した映像を改めて見直すのは慣れている筈なのですが、今回は何だかいつもと雰囲気が異なります。やはり東京ジャズという憧れの舞台が、そうさせているのかもしれません。いつも以上に多くの方にオンライン越しに見て頂き、本当に感謝の時間でした。


 …見終わった直後、やり甲斐を感じたと同時に、どこかホッとしたところもありました。各メンバーの演奏動画は事前に撮ったもので、勿論、自分の中でオーケーが出たからそれを提出したわけなので、この時点で自分の撮り分は完成しているわけです。ですが、それらの動画を皆で合わせて、China Moses さんのボーカル映像も合わせて確認して、そして何より今回の配信で皆さんの目の前で披露し終わる…というところまであって、初めて完成と言えるのだと改めて思いました。YouTube 上には沢山のコメントが連なり、SNS 上でも多くの良い反響を頂けたようです。やはりご覧頂ける方々があって成り立つステージというのが自分達のやりたい事でもあり、それはオンライン上でも変わらないという事を証明出来たのが何より嬉しかったです。

  


 新型コロナウイルスによる音楽界への影響は甚大なもので、ライブを筆頭に、それまで当たり前だった事が容易に出来なくなるというのは改めて言うまでもないと思います。しかし今回のように配信という形で出演させて頂いた『TOKYO JAZZ +plus』を通して、自分達は披露する形式は変えつつも、音楽の持つ多大なエネルギーを信じているという姿をお送りする事が出来ました。東京ジャズを始めとした多くの関係者の皆さん、国境を越えてご協力頂いた JAZZ À VIENNE、そして快くコラボして頂い China Moses さん、素晴らしい機会をどうもありがとうございました!…またお会いする事が出来ますように。


 ☆TOKYO JAZZ のHP…https://tokyo-jazz.com


 ☆JAZZ À VIENNE のHP…https://www.jazzavienne.com/fr


 ☆TRI4TH のHP…https://tri4th.com


 ☆China Moses さんのHP…http://chinamoses.com

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