今から2年前の2019年に TRI4TH で初出演となった GREENROOM FESTIVAL〔竹内大輔の写真日記2、TRI4TH、GREENROOM FESTIVAL 初出演!参照〕。昨年は新型コロナウイルスの影響で開催中止となってしまいましたが、2021年の今年は規模を縮小させるも開催が決定。TRI4TH も2019年に続いて出演をさせて頂きました。今回はライブステージも2箇所だけに留めていて、様々な場所で個性豊かなステージが開かれていた前回までとは状況がかなり変わってしまったのですが、その中で自分達が出演出来る機会に恵まれたという事にまずは感謝すると共に、TRI4TH としてより良いパフォーマンスをしていく決意を新たに思わせてくれた1日になりました。
足を運ばせた横浜という場所が、そもそもとても久し振りという感覚に驚きを隠せませんが、イベントやライブが軒並み延期や中止になってしまっている今、この状況はもはや珍しいと思っている場合ではないのかもしれません。会場までの道のりの間には AIR CABIN という新たな交通機関も完成しており、みなとみらいを見渡せる景色に大きな変化が付いていました。やはり、時代は動いていっているのだと改めて感じます。
会場入口の“GREENROOM”と装飾された文字が何だか嬉しかったです。今回の開催に至るまで、本当に多くの方による対策が取られていたに違いありません。
赤レンガ倉庫の脇を通って出演者エリアに入り、この日に出演させて頂く責任感のようなものが湧き起こりました。多くの方の協力によって成り立っている今回のステージ。身が引き締まるのも当然と言えるでしょう。
前述の通り、今回はライブステージが合計2箇所のみで、自分達は BLUESKY ステージへの出演となっていました。2箇所のみであるが故、豪華出演陣がギュッと凝縮されているというようにも見え、ここに TRI4TH という名前が載っている事に恐れ多いと感じてしまいますが、それでもやはり嬉しいです。良いステージをしていきたいですね。
この時は緊急事態宣言の渦中で、且つ途中で延長になったという影響もあって、それぞれのステージ時間も当初より若干短縮されて行われました。勿論セットリストにも影響されたので、1曲カットせざるを得なくなったりと色々ありましたが、それでもステージに立てる事が有難いのです。2年前に初めてここの舞台に立った風景を思い出しつつ、…とは言え、あの時よりは全然大きなステージに立てている事に感謝しつつ、本番の時間となりました。
恐らく、ここの足を運んで頂けているお客さんの中で、自分達のステージをこれまで見た事のある方は殆どいなかった事でしょう。今回のステージは2箇所のみで、一方がライブを行なっている時はもう一方はセットチェンジを行う流れになっているので、同時にライブが行われる事はありません。なので、とりあえず音が出ているから見にきてみたという方が多かったようにも思います。ボーカルのいるバンドの多い中で、自分達はインストバンドという枠組みですし、GREENROOM FESTIVAL の出演陣の中では異色のタイプである事は間違いありません。それでも多くのお客さんに足を止めて見て貰えました。こういった場所は特にシビアなもので、ステージ面白くなかったらその場から立ち去る人も多いものです。勿論全てが良かったかというと、ライブパフォーマンスにはまだまだ反省すべき点も多いのは否めませんが、それでもバンドにとって、とても良い感触を掴めたと思ったのです。こうした経験は、実際にこうした場でやってみないと分からない事も多いので、改めて、本当に貴重な機会を頂いたと思います。ゲストに来て頂いた SANABAGUN. 岩間俊樹君にもお世話になりました。どうもありがとうございました!
時間的にお昼過ぎのステージだった自分達にとって、この後は沢山のアーティストの方のステージを見れる貴重な機会です。会場の雰囲気を感じつつ、豪華出演人のステージングに感動しつつ、久し振りの野外音楽フェスを楽しみました。
ここには沢山の音楽が有り、そして文化が有り、その中に自分達のバンドも出させて頂きました。フェス自体の開催が減ってきてしまっているので、こういった機会がまたいつあるのかは分かりません。ただ、この後に予定されている自分達のワンマンライブには、ここでの経験が大きく反映される事は間違い無いでしょう。まだまだ音楽、そして文化の力は止めません!
☆GREENROOM FESTIVAL のHP…https://greenroom.jp
☆TRI4TH のHP…https://tri4th.com
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