TRI4TH、自粛後初の遠征ツアー

 もう1ヶ月も前の話しになってしまいますが、ここでは先月の10月6日〜9日にかけて行われた、TRI4TH 久し振りの遠征ツアーについて書かせて頂きます。場所は関西で、まずは本来3月に行う予定だった京都磔磔にての韻シストとの2マンライブの振替公演、そして翌日は大阪心斎橋 JANUS にての TRI4TH ワンマンライブ『Turn On The Live vol.3』という流れです。TRI4TH にとって〔TRI4TH、東北ツアー(2020.3.7〜3.9)〕以来、半年振り以上となってしまった遠征ツアー。やはり実現できた有り難さと、地方でも直にお客さんと対面できるという嬉しさに尽きます。京都公演の際には前日入りもでき、少しゆったりとしたスケジュールで回れたのも良かったです。順に振り返ってみたいと思います。



  2020年10月6日(1日目)

 前述のように、京都磔磔では2マンライブという事になっていたので、どうしても入り時間が早くなってしまう事から、自分達は前日入りというスケジュールになりました。いつものようにメンバー皆でワゴン車移動をしていきますが、この環境もだいぶ久し振りではないですか。荷物を積むのが久々過ぎて若干手惑いますが(笑)、これもすぐに慣れていく事でしょう。サービスエリアで皆で休むという光景も懐かしさに溢れていました。



 昼過ぎに出て、夕方頃にお馴染みの場所、豊田アローズブリッジを渡ります。もう、全ての風景が懐かしく思えます。昨年は月に1回くらいはお邪魔した場所でもありましたが…。


 京都に着いた頃には日も暮れ、まずは明日に備えて皆で腹ごしらえ。昨今の東京では皆で食事するという機会も無くなってしまった為、これもまた大事な時間になっていたのかもしれません。そして、実は次の日の10月7日という日は、京都磔磔でのライブという日だけでなく、TRI4TH メジャー 3rd アルバム『Turn On The Light』のリリース日ともなっていました。CDは勿論、日を跨ぐ24:00からはサブスクも解禁される為、せっかくなので急遽、その時間に TRI4TH インスタライブを決行。場所と時間的にメンバーのホテルの部屋で行わざるを得ませんでしたが、これもまた貴重な機会になったのではないでしょうか。密を避ける為に二手に分かれてリモートで。アルバム収録曲について色々とお話しをさせて頂きながら、リリース日を迎えたのでした。



  2020年10月7日(2日目)

 磔磔ライブ当日。お店の入り時間は昼過ぎで、そこまでは自由行動だったので、ホテルの回りを散策しつつ、ブランチに行ってきました。場所的に河原町の鴨川沿い付近に位置していて、雰囲気のあるお店も多く、鴨川を眺めながらの、ゆったりと時間をかけたお昼ご飯になりました。この日からはライブも続くので、ここで前日までの疲れを取っておきたかった部分もあったと思います。



 さて、京都磔磔に入りました。老舗ライブハウスの1つで、蔵造りの建物が印象的です。伝統的な雰囲気がある一方、配信ライブにも積極的で、今回は7〜8台のカメラを使っての配信も行っていくとの事でした(最高11台まで用意しているそうです)。時代、時代で、その都度フレキシブルに対応してきた証でもありましょう。ここで数々の著名アーティストが演奏してきたかと思うと身が引き締まりますが、それ以上に、人前でちゃんとライブが出来るという有り難さを感じていた事の方が大きかったです。…対バン相手である韻シストのリハーサルを見て、より思いました。



 リハーサルから本番までは少し時間もあったので、近くでご飯を食べてこようという事になりました。こういった状況も久し振りではないでしょうか。地方に行き、地方ならではの食事を味わい、そしてライブをする…。今までは当たり前のように感じていた事1つ1つが本当に身に染みてきます。出汁系ラーメンの麺屋猪一、最高でした!



 京都磔磔でのライブは韻シストが先行となりました。ヒップホップグループである事は改めて説明するまでもないですが、長年に渡ってそのシーンを牽引しているバンドである事は本当に凄いと思います。そして、所々にジャズのエッセンスが出てくる所に TRI4TH としても共感を覚えており、今回の2マンライブは念願でもあったのでした。緩いサウンドの中で光る確かな技術。1曲だけ TRI4TH Horns が参加した曲もあり、お客さんも盛り上がって TRI4TH の出番となりました。


 この日は『Turn On The Light』リリース日だったわけですが、2マンライブという事もあり、アルバムの曲は入れつつも、いつもの TRI4TH らしい流れを中心にライブを展開させていきました。“Stompin' Boogie”に始まり、“Guns of Saxophone”や“FULL DRIVE”といった核となる曲が、やはりライブの大きな部分をしめていきます。…その中で重要な曲となったのが新曲“The Light”でしょう。ここ京都でも SANABAGUN. の岩間俊樹さんをお迎えしており、自分達の新しい一面を関西でもお届けする事が出来ました。そして、その流れは2マンライブならではのコラボ曲に発展していきます。自分達ではインストで演奏している“EXIT”に韻シストのMC2人が参加。予想以上に格好良い楽曲になっていました!…曲自体にヒップホップらしい要素を入れ込んでいた部分もありますが、やはりMC2人の存在が素晴らしかったです。大変貴重な機会を、どうもありがとうございました!



 地方で飲む打ち上げ(磔磔で行いました)のビールも格別です。韻シストのステージングにも沢山刺激を受けました。この勢いで次の日の大阪公演の成功も願いつつ、楽しい京都の夜を過ごしました。


  2020年10月8日(3日目)

 いよいよ大阪公演です。今まで何度も何度もライブをやってきた大阪ですが、2020年は今回が TRI4TH にとって初大阪公演となってしまいました…。俄には信じられませんが、実際にそうなのです。『Turn On The Live vol.3』と掲げた今回のワンマンライブ。大事にやっていきたいところです。



 場所は、今までにも何度かライブをやらせて貰っていた心斎橋 JANUS。今回は広い会場を贅沢に使わせて頂いて、座席も用意して(立つのは自由)お送りしました。そして、初めての試みとして、ライブ前にメンバーのトークライブというのも行わせて頂きました。今後定着するかは分かりませんが(笑)、新鮮な時間にはなったと思います。

 トークライブ30分、演奏ライブ60分という構成故に、演奏時間だけを見ると、いつものワンマンライブよりも短いですが、その分凝縮させてお届けしました。通常のMCに音を付けてお送りする時間を作ったり、新曲“Corridor In Blue”を初披露させたり、そしてここでも岩間俊樹さんフィーチャリングの“The Light”を演奏。この日のハイライトになったのではないかと思います。神曲?と言われた(笑)“Sailing Day”をアンコールに演奏する等、新しい TRI4TH のライブの形を提案したかのようなステージになりました。



 最後にはお客さんも総立ちで楽しんだステージを終えて楽屋に帰ってみると、なんと盟友バンド Calmera からシャンパンの差し入れが届いているではありませんか!…ライブ前の時点ではまだ置いてなかったので、なんという粋な演出でしょうか。岩間さんも交え、早速メンバー皆で乾杯しました。感謝です!



 こうして乾杯していると、まるで大阪がホームのような場所に思えてきます。いや、実際それぐらい大阪という土地にはお世話になっているのです。10月という1年の後半の時期にも関わらず、今年初の訪問となってしまった大阪…。お客さんの中にも、行きたいけれど今回は行けなかったという方も多かった事でしょう。また必ず戻ってきたいと思いますので、それまでどうぞ楽しみにしていて下さい。大阪に来れて良かったです。どうもありがとうございました!


  2020年10月9日(4日目)

 大阪を発つ日は雨模様となりました。前日の打ち上げで飲んだお酒がまだ残っているような感覚にさえ懐かしさを覚えつつ(笑)、東京に向けて車を走り始めさせました。休憩も加味すると、東京に着くのはホテルを出てから大体7時間後ぐらいでしょうか。そんな道中が愛おしく感じられた今回の遠征ツアー。色々な意味で印象的なツアーになったと思います。



 また近い内に豊田アローズブリッジを渡れますように(笑)。


 ☆TRI4TH のHP…https://tri4th.com


 ☆韻シストのHP…http://www.in-sist.com


 ☆京都磔磔のHP…https://www.geisya.or.jp/~takutaku/


 ☆心斎橋 Music Club MJANUS のHP…http://www.arm-live.com/janus/

72回の閲覧

©2020 by 竹内 大輔。Wix.com で作成されました。