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TRI4TH、東北ツアー(2020.3.7〜3.9)

 2020年3月7日〜9日にかけて、TRI4TH で東北ツアーを行ってきました。これは、アイリッシュ・パンクバンドである THE CHERRY COKE$ のリリースツアー『OLDFOX JOURNEY』へのお誘いを受けたもので、岩手県の盛岡と宮城県の仙台にてライブが開催されました。自分達にとっても岩手県でライブをするのは初めての事で、このご時世ではありますが、大きな意味を持つツアーになったと思います。THE CHERRY COKE$ のライブに対する真剣さに勇気を貰い、お越し頂いたお客さん方に強い感謝を伝えられたツアーになりました。


  2020年3月7日(1日目)

 盛岡と言えば、わんこ蕎麦は外せません!…とは言え、自分も含めて TRI4TH メンバーはまだ未経験の領域で、だからこそ今回は絶対に行こうという事になり(笑)、ライブ入り時間前に皆で寄らせて頂きました。



 客席に着いて辺りを見回すと、それぞれのテーブルに置かれた夥しいお椀の数と、それを無表情で見つめる既存客の姿が飛び込んできましたが、それが数十分後の自分達の姿に重なるとは…、その時はまだ思ってもいませんでした。店員さんから、わんこ蕎麦の食べ方?の説明を受け、いよいよ食事開始…いや、戦闘開始と言った方が正しかったかもしれません。



 目安としては、ここのお椀が15杯で、普通のかけ蕎麦1杯分だそうですが…。もう50杯目を超えた辺りから何が目的が分からなくなってきまして…、メンバーの結果は以下です。


関谷友貴…106杯

伊藤隆郎…100杯

織田祐亮…100杯

竹内大輔…77杯

藤田淳之介…73杯


 個人的には100杯超えの方達が信じられません(100杯を超えると手形が貰えます)。ちなみに、スタッフの平岡君はその若さを生かし、126杯という数的にも断トツの偉業を成し遂げていました。お疲れ様でした。


 …という事で、お腹がいっぱいになり過ぎてヤバいくらいの感じで(笑)、今回の演奏場所である the five morioka に入りました。繁華街に位置するこのお店は、所謂ライブハウスという感じの雰囲気で、少し久し振りの感じもありましたが、こんな時にライブが出来るというのがまずは嬉しいではありませんか。

 昼間は意外にも暖かかったのですが、ライブが始まる頃には流石に冷えてきました。しかし、ここ the five morioka の空気感は熱くいきたいです。自分達にとっても初めての岩手という土地。大いに盛り上がっていきましょう。



 今回の自分達のステージ時間は50分。全て攻め攻めのセットリストで駆け抜けていきました。衣装もCD『jack-in-the-box』の時に戻し、ステージにもお立ち台が置かれ、現在の TRI4TH らしい、踊って、叫んで、歌えるステージを凝縮させて作っていきます。…また、久し振りにカバー曲の“Fiesta”を演奏。アイリッシュパンクに敬意を評した時間を皆さんと過ごしました。自分達が初見と思われる方が殆どだったと思いますが、一体感も生まれて、良い時間になったのではないかと思います。



 そして後攻の THE CHERRY COKE$。ライブを拝見するのは初めてでしたが、思った以上にノリが激しく、それでいて民族音楽感が心地良く、見ていてとても引き込まれました。そして、お客さんの一体感と言いますか、牽引力と言いますか、こちらもとにかく予想以上に強いのです。楽しさを身体全体を使って表現している姿は頼もしく、ライブハウスならではの光景が感じられて何だか嬉しかったです。

 そして、何とこちらも“Fiesta”を披露。TRI4TH Horns を招いてのステージはスペシャルな時間となりました。やはりアイリッシュパンクの曲は、大勢で演奏すると本当に楽しさが伝わるような気がします。そんな楽しさがダイレクトに伝わるのは、やはりバンドが音楽を真剣にやっているからだと思います。ステージ、言葉、共に勇気を頂きました。今回呼んでいて頂いて本当に感謝でした。



 打ち上げはアイリッシュパブという、今回ならではの場所をセレクト。数多くの種類のお酒を取り揃えるのに目移りしていたのも束の間、途中からはメガジョッキで飲むという謎の流行が生じ(笑)、まだお昼のわんこ蕎麦が残っていたにも関わらず、お酒の量もまあまあ入れてしまいました。次の日の仙台に繋げます(笑)!


  2020年3月8日(2日目)

 2日目の朝、未だに昨日のわんこ蕎麦が残っている感覚がありつつ、車を仙台へと走らせました。盛岡と仙台はそんなに遠くなく、約2時間半ぐらいの距離だったでしょうか。昼の13:00前ぐらいに現地に到着。個人的に、やっとこの辺りでわんこ蕎麦が消化された?事を確認しつつ、ちゃんと牛タンを味わう事が出来ました。



 仙台のライブハウスは BIRDLAND という所で、昨日の盛岡よりもスペース的には狭いお店でした。しかも、この日は HOTSQUALL というバンドも加えて3バンドでお送りする事になっていたので、ステージの使い方にしても工夫が必要そうでした。そんな時にお世話になるのが、制作、テックの皆さんです。今回、当初は自分達だけでセッティングを行う予定になっていたのですが、たまたま近くを通りかかったから…と(笑)、いつものテックの皆さんにお手伝いをして頂ける事になったのです。これが決まったのはつい最近で、TRI4TH 愛を感じる事にもなりました。改めて、お礼を申し上げます!


 お陰で、盛岡でのライブも含め、とてもスムーズにライブを行う事が出来ました。こういった場所ですと、幾つか不安な部分も抱えてステージ転換だったり、移動をしなければいけなかったりするものですが、全く問題無く行えました。それは同時に、自分達はステージにだけ専念すれば良いという事でもあります。ここでもいつもと同じ環境でライブができる事に感謝でした。


 そして、とても沢山の方々にお越し頂いた仙台 BIRDLAND。時期が時期だけに、これでも結構なキャンセルが発生していたようですが、地元の方から遠征してきて頂いた方まで、とても盛り上がった時間を過ごす事が出来ました。盛岡と同様、攻めのセットリストで燃える事が出来た、久し振りの仙台の夜は楽しかったです。これぞライブという一体感を作る事が出来たのではないでしょうか。


 ラストの THE CHERRY COKE$ のステージも素晴らしかったです。強いメッセージの発信を感じ、何事にも負けない音楽の力を改めて知る事が出来ました。現在、全国ツアー中との事ですが、是非ファイナルまで駆け抜けてほしいです。あっという間の時間でした。



 仙台での3バンド合同の打ち上げは夜の23:00頃から始まって、気付いたら夜中の2:30頃になっていたでしょうか。この時期、音楽・芸能関係では、各所でライブがキャンセルになり、何だかヤキモキする時間が続いていましたが、こうして沢山のミュージシャンの方々と同じ時間を共にする事で、どこか気持ちが安らげる部分があったと思います。やはり人と会い、人と話す時間は大切ですね…。今回のツアーで、よりその大切さに気付く事が出来ました。どうもありがとうございました!


  2020年3月9日(3日目)

 3日目は東京に戻るだけの行程なので、気持ちはだいぶ楽ではあります。しかし、盛岡でのわんこ蕎麦や、仙台の牛タン、そして2日間に亘った大量のお酒で、かなり胃がビックリしているのでは…という懸念を抱えつつの帰路となる事でしょう。



 …しかし、帰りに寄ったサービスエリアで、2人がまたお蕎麦を食べていた事に驚愕…。しかもこの2人、昨夜は2次会に行きつつ、その後に深夜ラーメンも行ったと言うではありませんか。1次会が解散の時点で夜中3:00前でしたから、2次会が終わった頃なんて、もはや朝でしょう(笑)。皆さんの胃の強さが確認出来たツアーでもありました。


 ☆THE CHERRY COKE$ のHP…http://www.thecherrycokes.jp/home/


 ☆HOTSQUALL のHP…http://www.hotsquall.com


 ☆TRI4TH のHP…https://tri4th.com


 ☆盛岡 the five morioka のHP…http://clubchange.com/?id=five


 ☆仙台 BIRDLAND のHP…http://sendai-birdland.com

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