TRI4TH、『15th Anniversary Tour』Season1 地方遠征編

 ここでは、2021年7月に行われた TRI4TH『15th Anniversary Tour』Season1』の地方遠征編をまとめてお送りしていきたいと思います。この約1ヶ月前の6月12日(土)に、自分達はこのツアーの、いわゆる東京編〔TRI4TH、『15th Anniversary Tour』Season1 東京キネマ倶楽部ワンマン公演参照〕を開催していますが、本来はこちらがツアーファイナルになる予定であり、今回の地方遠征編は、全て5月〜6月にかけて予定されていたものの延期公演…という形で実現したものです。順番も色々と変更になり、仙台を皮切りに、京都公演が今回のツアーのラストとなりました。振り返ってみると、新型コロナウイルス感染拡大の影響を最も強く受けていた時期でもあり、ギリギリまで開催するか悩んだツアーでもありましたが、やはり今でもやって良かったと思っています。そして実際、こうして振り返らせてくれる事自体が有り難くもあります。初日の仙台から見てみましょう。



  ・仙台公演(7月10日〜11日)

 地方にワンマンライブをしに行くなんていつ以来でしょうか。いや、地方遠征自体が相当久し振りでもあったというのは間違い無く、誰もがこの事は頭に浮かんでいたと思います。調べてみると、2020年10月の大阪公演〔TRI4TH、自粛後初の遠征ツアー参照〕以来という事で、約10ヶ月振りという感じでしたが、数字以上に久し振りという感覚が強かったような気がします。

 相変わらず車移動の自分達。それでも仙台は地方遠征の中では近い部類に入るので、久し振りの車移動に身体を慣らすという意味でも適した場所なのかもしれません。実際、ツアーの開催時に仙台はよく一番手になる事が多く、今回も例に漏れずにトップバッターとなりました。そして無事にお昼過ぎには到着。早速仙台名物の牛タンを頂き、改めてツアーに出ているという事を実感させられます。


 仙台は CLUB JUNK BOX にて…、今回 TRI4TH では初めてお世話になるライブハウスです。勿論、場所こそ初めてとは言え、以前からお世話になっている現地イベンターさん方とも久し振りにお会いする瞬間があるわけで、やはり TRI4TH にとって仙台がお馴染みの土地である事を改めて思わせてくれます。ツアー開催によって得られたこうした再会は、もはやご褒美に近いものも感じました。


  TRI4TH にとってのライブは、前回のキネマ倶楽部でのワンマン公演から約1ヶ月程空いてしまいましたが、ここでのセットリストをベースに、主にステージングの部分において多くのブラッシュアップを図らせました。これから地方遠征で伺う所は、基本的には前作の『Turn On The Light』の時に足を運ぶ事が出来なかった所ばかり…。この作品で得られた経験も積み込みたいですし、なんといってもツアータイトルでもある『15th Anniversary』感を出していきたいです。そう、バンドの新しい節目の瞬間でもあるのです。



 本番、ステージに出た瞬間、フロアからは歓声こそ出せないものの、本当に自分達が足を運んでくれるのを待っていたという歓迎の空気を感じました。正直、ここまで強くその空気を感じらるとは思っていませんでした。コロナ渦の過ごし方に関しては人それぞれなので、この日に来たくても来れなかったという方も多かったと思います。その中で自分達としても遠征する事が果たして正解なのか日々悩んでいた時期でもあり、久し振りのオンステージがどのような雰囲気になるのか、あまり予想が出来ないままこの日を迎えていました。そして味わった前述の空気感…、本当に嬉しかったですし、自分達の選んだ道が間違ってなかったという事を実感できた瞬間でもありました。

 地方遠征編の最初となった仙台公演で得られたこの感触が、このツアーの最後までの成功を引っ張る原動力となったと言っても過言では無いと思います。仙台で飲んだビールは美味しかったですし、食べ物もやはり最高でした。ツアーを開催できて本当に良かったです。


  ・福岡、広島公演(7月20日〜24日)

 仙台公演の次に遠征したのが、福岡、広島公演でした。いよいよ本格的な長距離移動で、福岡公演の初日は東京からの移動のみとなります。車でおよそ12時間。約2年振りに味わう長距離車移動で、もはやワクワクさえしていました(笑)。



 過ぎていく車窓も以前より少し新鮮に映りました。富士山、豊田アローズブリッジ、数々のサイビスエリアと、だいぶ見慣れていた筈のこれらの景色が懐かしも愛おしく、数時間かけて辿り着いた関門橋では夕日も相まって感動さえもありました。コロナ渦という期間は、自分の中で当たり前のように見えていた風景も、改めて大事なものだと思わせてくれた期間だったのかもしれません。そして2年振りに訪れた福岡の街は、変わらず自分達を温かく迎えてくれました。



 ライブ当日の入り時間の前は、付近をブラブラと…。こんな時間がますます贅沢にも思えてきました。福岡公演のライブハウスは、TRI4TH で以前にもライブをやらせて貰った事がある The Voodoo Lounge。ここでまたライブが出来る事に感謝でした。

 福岡でワンマンライブを行うのは約2年振り。前述の仙台以上に足を運べてなかった土地です。それこそ以前は TRI4TH 以外も合わせれば年に4,5回来た事もあった大好きな福岡。だいぶご無沙汰になってしまいましたが、改めて、何度も訪れたい街だと痛感します。



 ここでも仙台同様、メンバー皆でステージに出てきた瞬間、自分達を長い間待ってくれていたという熱量を感じる事が出来ました。実際2年振りなのでそれこそ仙台以上とも言えるものだったかもしれません。お馴染みの曲を演奏すれば、これまで培ってきた部分で共に盛り上がりを感じ、新しい曲を演奏すればじっくりと聴いてくれる…。何度も足を運んだ土地だからこそ得られた、お客さんと自分達との信頼感。これは福岡ならではかもしれません。ライブをやっている自分達としても楽しく、だからまた福岡に来たくなるのだと思います。


 演奏的にもパフォーマンス的にも熟してきた部分を感じ、より自分達のライブらしい部分も底上げが出来てきました。セットリストのベーシック自体は変えずとも、その土地土地のお客さんによってまるで異なった展開が生まれてくるのがツアーの面白い所です。この日も幾度かのハプニングを楽しみつつ、TRI4TH の現在をお届け出来ました。


 まだ途中ではあるものの、確実に次に繋げられるライブ。そして変わらず自分達を温かく迎えてくれた福岡。また近い内に訪れなければいけないと思ったものです。


 福岡公演を終え、次の日は広島に向かいますが、この日は移動のみ。比較的距離も長くはないので、このツアーで最も時間に余裕のある1日だったと思います。


 お昼少し前に福岡を出て、夕方前には広島へ。前乗りの利点を生かし、今回の広島公演の Livespace Reed に一足早く機材を降ろさせて貰って、ある程度のセッティングをさせて貰いました。これで次の日のライブ当日も余裕をもって行う事が出来るでしょう。ライブハウスに行く前には広島電鉄で定番の構図も写真に収める事が出来ました。これもまた時間に余裕があったからこそだと思います。

そしてライブ当日を迎えました。


 Livespace Reed は今回初めてライブをやらせて貰うお店でもあり、サウンドチェック時の音作りに少々手こずってしまうものの、なんとか本番を迎えられる事になります。前日にある程度進めておいて良かったとも言えますね。ここ広島も福岡と同じく約2年振りに足を運ぶ場所ですが、新しいお店だけに、今回のツアーの中で、良い意味で新鮮な気持ちで本番を迎える事が出来てたのではないかと思います。腕が鳴りました。


 まだまだ続きます!

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